遺伝する癌の特徴とは?その検査方法について

遺伝する癌の特徴とは?その検査方法について

もはや癌は一般的な病気といっても過言ではありません。何故なら2人に1人が発症し、3人に1人が亡くなっているからです。

しかし、癌は死の病気ではありません。早期発見し適切な治療を行えば、完治する病気なのです。

そして今回、ここでは癌を別の角度から考えてみようと思います。それは「癌の遺伝」についてです。何故、遺伝するのかといったことを含め詳しく触れてみたいと思います。

 

家族性腫瘍

遺伝する癌の特徴とは?その検査方法について

癌は遺伝するといわれています。その典型的な例として「家族性腫瘍」があります。

癌が発症する要因は多岐にわたっています…「喫煙やアルコールといった生活習慣(不摂生)/環境的な要因/体質的な要因」…。そしてそうした要因の1つに遺伝~家族性腫瘍があるのです。

家族性腫瘍とは家族だけが持つ遺伝子変異が、ある種の癌を引き起こす遺伝となっていることを指します。

  • ご家族の一方の家系(母方または父方)の中に発症している。
  • 家系の中に、発症した人が特に多い(目安として2~3人以上)。
  • 若くして発症した人がいる(目安として50歳未満)。
  • 家系の中に何度も癌を発症した人、様々な部位に癌ができた人がいる。
  • 家族で同じ癌を発症している。
  • 家族だけが複数の腫瘍を発症している。

こうした例が、遺伝の特性(性質)なのです。では自分自身に遺伝を調べるためには、どのような検査をすればいいのでしょうか。

 

癌の遺伝の検査方法

初めにインフォームドコンセプトとして、検査説明と同意書にサイン等々記入します。

次に実際に血液20ccを採取、そして検査結果は4週間後に医師から検査書を手渡されます。

そして遺伝の疑いがなければそれで終わりですが、遺伝の疑いがあれば「癌のリスクの有無」「癌の今後の予防法や管理法」といったアドバイスが医師から行われます。

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ちなみに検査をするのは、自分自身が遺伝性を持っているかどうかだけでなく、次の4つの目的もあるからです。「超早期診断/予防管理/再発防止管理/安全性」

自分自身が遺伝を持っていたとしても、それが癌に直結するわけではありません。検査することによって、今後の予防をしさえすれば未然に防ぐことができるのです。

 

遺伝する癌の特徴について

遺伝する癌の特徴とは?その検査方法について

アメリカで親族内で癌発症の統計を分析した結果、約5%が遺伝によるものと報告されています。そして遺伝をさらにひも解いてみると、あることが分かったそうです。

それは遺伝しやすい癌と遺伝しにくい癌があるということです。

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大腸癌は発症率1%以下と非常に稀ではあるのですが、家族から受け継いだ優性遺伝を持っている人は、放っておけば必ず大腸癌になります。つまりたった1つの遺伝子によって、癌の遺伝が決定し…しかも大腸癌であれば、必ず発症するということです。

こうした報告からもわかるように、癌は遺伝する病気でもあるのです。

では、さらに遺伝する癌の特徴について触れてみたいと思います。

 

若年性

一般的に、癌は高齢者に発症します。しかし遺伝の場合、一般の癌年齢より10~20歳ほど若く発症するといわれています(30~40歳代)。

 

家族内

癌が遺伝する場合、その遺伝子を優性遺伝といいます。そして男女の性別関係なく、遺伝子は親から子どもへ50%の確率で遺伝します。もし自分自身の両親や兄弟・姉妹が同じような癌を発症している場合、それは遺伝(優性遺伝子)によるものと考えられます。

 

さまざまな癌を発症

完治したとしても、また同じ臓器に~また別の臓器に発症することがあります。こうした癌を「多発性癌」といい、それは遺伝によるものだといわれています。

引き続き、「ガンの症状・原因」をご紹介していきます↓



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