「がん」を患うと多くの人がショックを受けます。
進行が初期であり完治が可能ということであっても、ちょっと発見が遅れて抗がん剤を投与しながら治療を進めていくというときであっても、患者やその家族に重くのしかかるものがあります。
それが費用です。
実は、抗がん剤治療ではかなりのお金が必要になります。
一体どれくらい用意をしておけばよいのでしょうか?
そこで今回は、抗がん剤にかかる費用の具体的事例についてご紹介していきます。
がんの種類や性別や体重によって抗がん剤の投与薬が決まる?
がんの治療で用いられる抗がん剤は、がんの種類などによって細かく種類が分けられています。
金額的にはそこまで大きく変わるものではないのですが、トータルで見比べてみるとちょっと驚くほどの価格差になってしまうことも多いので、注意が必要になります。
また抗がん剤は、性別や体重などによっても、投与薬が変わることがありますので、費用がどのくらい発生するのかというのは、正確な数字はその時になってみないと分からないというのが現状です。
スポンサーリンク
口コミでは1回の薬でかかった費用が5万円ということでした。
そして他には、毎月5万円程度の薬費用を払っているということも言われています。
実際に支払っている人によるものなので、ある程度は正確でしょうが、個人差があるということだけは忘れないでいてください。
ステージⅡの直腸がんを完治するまでの実際の費用例とは?
では実際の費用というものを考えてみましょう。
今回使うデータとしては一般的に直腸がんではステージⅡの時に、異変に気付き発見されるというパターンが多いようですので、そちらをサンプルとしてみていきます。
この場合ですと、手術のみをするか、それとも手術をしながら再発防止のために薬を使うかという選択を行うことができます。
手術のみであればおよそ180万円ほど発生します。
スポンサーリンク
それに抗がん剤を入れると費用は跳ね上がり、約320万円ほどがトータルで必要になってくるのです。
ここでは5年という期間をひとつの目安としての算出ですので、180万円も320万円も、5年間定期的に検査をしてトータルでかかる料金を出しています。
ではここから薬代だけを抜き出してみると、最初の半年間のみの投与ということで考えると、約80万円ほどかかる計算になります。
がんになったら抗がん剤の費用は常に頭の中に入れて!
こうしてみると治療費は、案外バカにならない数字だということが分かりますね。
このように抗がん剤治療で使われる料金は、かなり高いことが分かります。
がんと宣告されたら会社も退職しなければいけない場合が多いので、収入がなくなります。
それでこれほどのお金が発生するというのは、ちょっとキツいと感じる人は多いでしょう。
そのため、患者にとってお金をどうするかというのは、常に発生する難しい問題になってくるのです。
他にこんな記事も読まれています