早期の症状の相談こそが直腸がんの治療の鍵になる!

早期の症状の相談こそが直腸がんの治療の鍵になる!

大腸は「直腸・結腸・肛門」からなる消化器官で、その中でも直腸に悪性腫瘍(がん細胞)が発症した症状を直腸がんといいます。そして直腸がんは約40%の割合を占めています。

また中高年層から増加し、60~70歳代で発症率のピークを迎えます。この項では、そうした直腸がんについて様々なことを触れてみたいと思います。

 

初期段階の症状について

早期の症状の相談こそが直腸がんの治療の鍵になる!

みなさんが自身の血便に気付いた時、どう思うでしょうか。「きっと、いつもの痔が激しくなっただけだろう。」…本当に、そんな悠長なことを思うことができるのでしょうか。

考えてみてください。普通に考えれば血便がでるということ自体、非常に深刻な症状を示しているのではないでしょうか。

そんな時、簡単に「痔だろう。」なんて自己判断しないで、まず医療機関に行き検査をすることをお勧めします。何故なら、直腸がんの初期の症状の1つに血便(下血)があるからです。

そして血便がでる場合の原因は明らかです。がん細胞の表面は多くの血管(組織)が渦巻いていて、そのため便が通過するだけで(ちょっとした刺激)血便となって出血してしまうのです。

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しかし中にはそうした重大な症状かもしれない(血)便を、あまりチェックしない人もいるかもしれません。

そうした場合の直腸がんの初期症状の1つに、貧血による息切れ…全身の倦怠感が挙げられます。直腸がん(消化器系のがん)は激しく出血するのではなく、ジワジワと出血を続けます。

その期間が長期化することによって、貧血が現れてくるのです。例えば毎年、健康診断を受けているならば、「赤血球数・ヘモグロビン(Hb)・ヘマトクリット(Ht)」の数値の推移によってある程度の異常が発見できると思います。

ちなみに医療機関で直腸がんの症状をチェックしてもらいにきたといっても、すぐに大腸カメラや注腸造影検査をするわけではありません。まずは、血便で便に血が滲んでいるかどうかをチェックすることから始めます。

 

人工肛門を視野に入れて治療に臨む

早期の症状の相談こそが直腸がんの治療の鍵になる!

直腸がんの症状が進行した場合、便の通過障害を発症します。通過障害とは下痢と便秘が繰り返されることによって、便が細くなる障害をいいます(=便柱狭小)

そして、そうした症状に合わせて様々な治療方法が考えられます。

直腸がんの症状の三大基本治療…それは「手術・抗がん剤(化学療法)・放射線治療」です。ちなみに基本的に大腸がんの治療と同じように、腫瘍(がん細胞)本体に十分な余裕をつけて切除し、周辺のリンパ節を郭清(キレイに取り除く)することです。

ただ直腸がんの症状の場合、あることを選択肢として考える必要があります。それは、「人工肛門」という選択肢です。

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もし直腸そのもの(肛門)を切除する場合、人工肛門の設置を考えなければなりません。もちろん、直腸(肛門)を切除することなく治療することができればベストなのですが…。

ここで1つ、提言したいことがあります。それは、人工肛門にもメリットがあるということです。

例えば人工肛門を設置せず、ギリギリの範囲で肛門括約筋を残したとします。しかし中途半端に肛門括約筋を残した結果、便を溜めることが困難になり日常生活に支障をきたす可能性があります。

その点、人工肛門ならパウチという袋を取り付け排便の管理をするため、便の汚染といった状態に悩む必要がありません。

また直腸(肛門)を削除することは、リンパ節もすべて削除することを意味します。つまり、直腸がんの転移の可能性が低くなるのです。

確かに人口肛門ではなく、自身の機能をそのまま維持したいという感情はよく理解できます。しかし直腸がんの症状を確実に治すためには、人工肛門の選択肢もあることを条件として考えるべきだと思います。

引き続き、「ガンの症状・原因」をご紹介していきます↓



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